2017.10.13
秋も深まり、魚が美味しい季節がやってきました!!下田商店&下田寿司
今回は秋に美味しい魚をご紹介します。
だんだんと涼しくなってきたので、ちょっとあったかい食べ物が恋しいですが
お寿司も負けじと美味しい魚がたくさん出回る季節です。
秋魚は脂がのっていて、お酒との相性がとてもいいので、お寿司をつまみながら飲む日本酒もおすすめです。
秋が旬の魚ラインナップ
サンマ
シシャモ
スルメイカ
サケ
カツオ
タチウオ
カサゴ
1)サンマ
旬の時期
秋の味覚の代名詞です。冬の産卵期を控え、秋のサンマは体脂肪が20%にもなると言われています。脂がのっておいしい時期です。
特徴
サンマが食べられるようになったのは江戸時代からです。脂っこいため人気がなく、下品な食べ物とされていたため、武士は食べませんでした。
あんなにおいしい物を食べられないなんて、武士も大変ですね。
2)シシャモ
旬の時期
10~11月の産卵期、子持ちになる秋が旬です。
シシャモは北海道の太平洋沿岸、水深120mより浅いところにしか分布していない、日本固有の魚です。
特徴
1969年以前には3000トンの水揚げがありましたが、乱獲により1988年には400トン足らずまで減少しました。現在は、1000~2000トン前後まで回復していますが、引き続き保護を要する野生生物となっています。食べるときは、残さずにありがたく食べたいものです。
3)スルメイカ
旬の時期
秋から冬にかけての産卵期が旬です。
日本近海では様々なイカが獲れますが、漁獲量の半分はスルメイカです。
特徴
世界中で獲れるイカの4割が日本で消費されているそうです。
とくにスルメイカは、当て字で「寿留女」と書いて慶事に使われるなど、昔から日本人に親しみ深いイカです。
4)サケ
旬の時期
北海道には9月頃、本州には11~12月頃から産卵のため遡上します。一般的にこの時期が旬とされています。
時期外れの5~6月に現れる鮭は「時知らず」といい、美味です。
特徴
一般的に「サケ」と呼ばれているのは「シロザケ」という魚です。サケとよく似た魚で「マス」がいますが、実は「シロザケ」以外のサケを「マス」と呼びます。なので、もし「サケ」と「マス」の違いが見分けられなくても、そんなに落ち込む必要はありません。
また、身は赤いですが、分類上は白身魚です。
5)カツオ
旬の時期
夏から初秋にかけてが旬の時期です。
夏のカツオは特に「初鰹」として珍重されますが、秋に南下してくるカツオは「下りカツオ」と呼ばれ、脂がのっています。
特徴
カツオと言えば、腹の縞模様が特徴的です。この縞模様にはちょっとしたウンチクがあります。実は、生きているカツオは興奮すると腹に横縞模様が浮かびます。しかし、死ぬと横縞は消え、縦縞が現れるのです。
6)タチウオ
旬の時期
秋から初冬にかけてが旬です。
特徴
釣りの対象として人気が高い魚です。
名前の由来は、潮流の穏やかな場所では頭を上にして立つように泳ぐので「立ち魚」、見た目が太刀のような形をしているから「太刀魚」などの説があります。英語でも「カットラス」「サーベルフィッシュ」と呼ばれています。
7)カサゴ
旬の時期
晩秋から冬が旬と言われています。ですが、季語は春です。
日本全国に分布しているため、各地で旬は異なります。また、呼び方も日本各地で様々です。
特徴
見た目に特徴があります。頭が大きく、背びれや胸びれが傘のように広がるので「ほぼ顔」という印象です。
白身で大変おいしいですが、棘が多いので調理するのが難しい食材です。
当店でも秋から冬にかけて、おいしいお魚がどんどん提供して行きます。
お寿司を食べる時に旬の食材を知っていれば一層お寿司が美味しくなります。
是非当店に足を運んで旬のお魚をご堪能くださいね!!
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